国際運転免許
まず免許を取得するにあたってインドに帰省した際に教習所に通い合格し、日本に戻った時に国際運転免許証の申請をしようと思ってたら、免許取得後インドでの滞在期間が3ヶ月以上ないと申請できないことが発覚… いつも帰省する時は約1ヶ月なので全然足りない… 下調べが足りなかった。
イギリス人の友人は「俺は、自分の国の免許証を日本語の免許証に申請すればOK、同じ左側通行だから」
アメリカ人の友人は「運転免許センターで知識・技能チェックをして合格しないといけないよ、右側通行だから」
「最初は絶対落としてくるんだよなー」とぼやいていたアメリカの友人は3回目で合格しました。その彼いわく強者もいるようで7回ぐらい落ちた人もいるのだとか…
ちなみにインドも日本と同じ左側通行だそうです。
もともと国際運転免許は1年ぐらいしか使えないので、どっちにしろ日本の免許を最終的にとる予定でした。気を取り直して、近辺の教習所を調べ、安くてできれば英語で受けられてと色々調べたのですが、残念ながら近くにはなく日本語の講習・実習を受けることに。
日本の教習所へGO!
その時の彼の日本語は、聞く・話すはOKだったし、テキストや運転免許センターでの試験は英語で受けられるので問題はないと判断しました。それでも教習所の初日は不安だったみたいで「初日だけでいいから一緒にきてほしい」とお願いされ教習所側にも説明をし、運転適性検査に同席しました。
これが大変だった… たくさんある問題を1つ1つ訳して説明をすることになり、全部のテストが終わったときは、こっちがヘトヘトになっちゃいましたよ。
それでもテストの結果がでると「おもしろい!俺の適性はこうだって!」という彼の笑顔みて、頑張ってよかったと思いました。
教習所に通うようになって「なぜ日本人は信号の色が青だっていうんだ?この色は青じゃない緑に近い、っていうか緑なのにわけがわかんないよっ」と聞いてきました。なんでもインドでは緑・赤・黄で覚えるし、その他の国も全部、緑・赤・黄だよとのこと。確かに映画でのワンシーンでもグリーンって言ってた。
全然意識して考えてきたことなかった。むしろこれは青ですって教えられて何も疑問も持たずに「青」できてたわー、色んな青あるし、これも青でいいんじゃないと返答すると「Why Japanese people WHY?」と流行フレーズを連呼しはじめた。それ言いたかっただけでしょ!?
その後私は、他にも青魚っていうのもあるし、夕日は真っ赤な夕日と表現するし、う~んと一人で自問自答しながら悶々してました。
信号待ちでの聞き間違い
無事に一発合格をして、いざ運転!
「すし子、この標識はどういう標識か説明できるか?」
「すし子、これはこういう意味だからこっち行っちゃいけないんだ」
バック駐車する際は「すし子!左側をみてくれ~」
しばらくの間、はしゃぐ彼を堪能しました。いくら運転に慣れていると聞いていても私は時々、声を出したいのを我慢しながら助手席でエアーブレーキを踏んでいましたよ。皆さんもたまに踏みませんか?誰かの助手席に乗っている時の車間距離の感覚のズレから思わずでるエアーブレーキです。
とある信号待ちで、信号が青に変わっても進まないので「あお」と運転中の彼に一言声をかけました。(進まないっていっても数秒だったのですが)
そしたら「お前がアホだよ~」っといいながら発進!
何が起こったのか一瞬わからなかったのですが「あお」と「あほ」の聞き間違いをしてたんだと気づくまで時間がかかりました。なんでいきなり「あほ」って言われたんだろうっとお互いがお互いびっくりし考えちゃったんです。その後、しだいに聞き間違いに気づく2人…こみ上げる笑い…
それからは信号待ちのたびに、2人のネタとして「あお」「あほ」と言い合っています。時々、お互いのコミュニケーションで聞き間違いや勘違いで喧嘩をすることもありますが、こういうおもしろいこともあるもんだという日でした。
コメント